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『100年Life』と言われている昨今、パーソナルトレーナーはその先頭に立ち、「健康」をお届けする職業だと、私は考えております。現在のトレーナー業界には国家資格等の社会的に確立された資格は無く、「私はパーソナルトレーナーです」と名乗りたければ誰でもトレーナーになることが出来ます。最近では、筋トレブームに乗じて多くの起業家がパーソナルジムを開業しています。その実態としては、店舗にトレーナーを1人、店長という形で配属する、いわゆる「雇われ店長」というシステムです。これを採用しているジムが、圧倒的に多いと言う現実が有ります。日本のパーソナル業界の多くはこの状態にあり、残念なことに多岐に渡った研修や成長へのプロセスを明確化したプログラムは採用されていません。以前、セミナーを開催したところ、前述した様な経営形態のパーソナルジムに勤めるトレーナーに「研修がろくに無いまま、店長を任されて困っている」という相談を受けたことがありました。知識、技術が無い状態で店舗運営をすることはビジネスにおいて死活問題であり、お客様の期待やオーダーに応えられない事だけでなく、重大なアクシデントにも繋がります。また、私が強く危惧しているのは、質の悪いトレーニングの提供は、パーソナル業界全体のブランド、及び社会的信用を下げる事にも繋がりかねないということです。

これは今すぐにでも解決すべき問題です！